夏らしい暑さに意識も朦朧とする今日このごろ、うっかり厚生年金保険料上限引き上げのニュースが…
え?また税金上がるの?…というわけで、意識を取り戻したいと思います。
目次
年金保険料、高くなるんですか?

皆様、そう思いますよね。
私も一瞬心の中の石川啄木先生が「働けど…」と詠み始めましたもん。
安心してください!
まずそもそも厚生年金保険の話ですので、自営業の方等会社員でない方は対象外です。
次に、今回は
月収63.5万円以上の方
が対象です。
それ以外の方は今回に関して何か変わることはないのでご安心ください。
勿論、私も安心する1人です。
いつから高くなるんですか?

2020年9月からです!
案外、あっという間ですね…
今更言われても、今から生活水準下げられないですよね…
何円高くなるんですか?

今回の値上げは5,490円/月です。が!
安心してください!
厚生年金保険料は会社と従業員で折半しています。
個人の給与に反映される金額で言いますと、およそ2,745円/月です。
多い、少ないはそれぞれ感じ方があると思います…
63.5万円以上/月貰っている方は一律で上記の金額値上げです。
63.5万円/月の方と100万円/月の方ではインパクトも違ってくるでしょう。
私はそんなに稼いだことはないですが、きっとこのニュースを知らなかったら値上げに気づかないと思います。
今からでも何とかなりませんか!?

残念ながら、殆どの場合時既におすしおそしです。
なぜなら、通常は4~6月の報酬でその年の9月~翌年8月に適用される料率が決まるからです。
(前職時代の営業先に、4~6月は残業を出来る限り避けていた方もいました…)
ただし、会社によっては違う期間を定めている場合もあります。
また、例外的な給与の変動があった方や、育児休業を終える方などは上記以外の計算期間が適用される場合があります。
詳しくはこちら、若しくはご勤務先にご確認ください。
給与明細はよく見ましょう

何故こんな事を言うか…
前職時代、営業の研修でとある営業の子がこんな事を言っていました。
「自分の殺し文句は『給料の万の単位までは思い出せても、それ以下の部分は覚えていないですよね?』です!」
その時、私は思いました。
やられた!
と。
嗚呼、こうやって気づかぬ内に収支がおかしくなっていき…(略)
厚生年金保険料は国の決まりなので簡単に減らすわけにもいきません。
しかし、月々の固定出費などは1つ1つは少額でも積み重なると大変なことになります。
ましてや月々なので、毎月の話になりますね。
- 保険料
- 通信費(携帯・インターネット)
- 光熱費
- 有料放送
- サブスクリプションサービス料
上記のものは、気づかぬ内にかさみやすいですが、見直しも割と早く出来ます。
後で解約しようとして、忘れてしまっているもの、ありませんか?
逆に家賃等は引っ越しや手続きが伴うので簡単には見直せないですよね。決める時が勝負です。
そして、今月から給与明細をしっかりと見て入る方の詳細もしっかり把握しておけば鬼に金棒ですね!
以上です!
よろしくお願いします!失礼します!